これまで1年ほど資産形成を続けてきましたが、投資はS&P500など投資信託のみでした。「自分は投資信託の長期保有で資産形成をしていくんだ!」と思っていたのですが、とある事情で今月から暗号資産のBTC(ビットコイン)、ETH(イーサ、イーサリウム)をポートフォリオに追加することに決めました。
このブログでは、暗号資産へ興味関心0だった(むしろ懐疑的なスタンスだった)私が、なぜ暗号資産取引を始めたのか、なぜBTCとETHなのか、どのような運用方針なのかについて書きたいと思います。
暗号資産に興味を持ったきっかけ
暗号資産については「仮想通貨」「ビットコイン」という単語を聞いたことがあるレベルで無知でした。
暗号資産取引について考えるきっかけをくれたのは、倹者の流儀 くらまさんのこの動画です。
この動画が投稿されたのは2025年1月ですが、当時の私は暗号資産について「胡散臭いもの」という認識で興味もなかったので、くらまさんの他の動画は見てましたがこの動画だけはスキップしてました。
しかし、ある日、暇があったので見てみるかと見たところ「なるほど〜」と少し興味を持つようになりました。
なぜ暗号資産取引を始めることにしたのか
「目標貯蓄額に到達するには、これまでの投資方針ではダメだ」と思い始めたからです。
私は「40歳になるまでに、1億円の資産を形成する」という目標があります。
今が300万円なので、残り9700万円の貯蓄をする必要があります。とても非現実的なことを言っています。
でも、どうしても達成したい。そして、1億円を超えてもっともっと資産を大きくしたいという野望があります。なので、「40歳までに1億円」はゴールではなく通過点にしたいのです。だから絶対に達成する必要がある。
その中間KPIとして2026年12月までに1000万円を貯金したいと考えています。
制約条件は入金力が大きく増やせないこと。
この目標・野望を達成する手段はいくつかあると思います。まずはビジネスオーナーとして成功すること。これができれば1000万円どころか1億円を超えてもっともっと大きな資産を形成できる可能性があります。ただ、不確実性が非常に高いです。時間軸も長く、運も必要です。
では、より確実に達成できる方法は何か。そう考えた時に、「高年収企業へ転職」「デイトレード」が浮かびました。他にも選択肢はあるかもしれませんが、今考えられるのがこの選択肢でした。
「高年収企業へ転職」はありだと思いました。ただ、矛盾したことを言ってしまいますが、「仕事は短期的なお金を優先したくない」という価値観があります。今より高い給料の会社へ転職することはできると思うのですが、今の会社はとても良い状態でここでの経験が長期的に見たらレバレッジが効くと考えています。だから、今は給料は高くないですが、経験を優先したいと思いました。
そして「デイトレード」。私にはできないと思いました。そもそも無知というのもありますし、平日10時間ほど働いているのでのでデイトレードに張り付いている時間がありません。また、これも矛盾しますが「人生の時間をお金だけに投資するのは嫌だ」という価値観がありました。デイトレードを悪くいいたい意図は全くないです。好みの問題です。
ということで、残された選択肢として、成長市場に投資しようと思いました。私の目標は非現実的なので、リスクを取らなければ達成できないと思い、リスクを受け入れることにしました。これで失敗したらそれも含めて私の人生なので後悔ありません。
なぜビットコインとイーサリウムか
ということで、暗号資産取引を決意したのですが、色々な暗号資産がある中でなぜビットコインとイーサリウムにしたのか。
リスクとると言ったものの、本当に先が読めないリスクは取りたくなかったのである程度の流通量があるもので安心したいという気持ちが大きかったです。
その中で、ビットコインは「デジタルゴールド」と言われていて、米国ETFにも承認され、もはやリスク資産の域を超えたと考えています。なので自分の中では比較的安定資産という扱いをしています。
イーサリウムは、ビットコインとは仕組みが異なること、メタバースの成長に期待をして、BTCと比較して大きく成長してくれることを希望し保有しているます。稼ぎ頭はこちらになる想定です。イーサは流通量2位なので安定かと思われますが、ビットコインに比べるとまだまだで先が読めないです。それでもS&P500と同じく世界が進化する前提に立てば、メタバースも進化する、そしてイーサも成長すると考えます。
まだまだ勉強不足な状態で暗号資産取引を開始しているので、やっぱり間違っていたという可能性がありますが、安定になるのを待っていられる立場ではありません。今決めて、今やらないと、稲妻が輝く瞬間には立ち会えません。
運用方針と今後の見立て
ドルコスト平均法で毎月買い増します。そしてガチホです。毎月、ビットコインとイーサそれぞれ10万円ずつ買います。毎月30万円しか貯金できない中で20万円を暗号資産に使うのはハイリスクだなと思いますが、いいんです。
ガチホと書きましたが、投資信託のように20年30年という単位で保有するというイメージは現状なく、5年単位くらいで継続保有か売却か考えるのではと思います。3〜5年スパンで局面が変わるだろうと思うからです。
この方針であれば2026年12月までに1000万円は「ラッキーであればいける」という見立てです。

さいごに
暗号資産取引(特にビットコイン)、向こう1〜2年で非常にメジャーな存在になると思います。インフレにより円の価値は下がり、ステーブルコインなども存在感を増してきています。社会は常に変化をします。私は資産形成をする中で、並外れた成果を残すためには社会の変化を読みリスクをとり続けることではないのか、という仮説がありこれを人生を通して検証していきたいと考えています。
どんな結末になるか楽しみです。
変化に対応しながら先手先手で果実を獲得し、それを社会に還元できる存在になれるよう日々精進するのみです。


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